
Diverは、SEOに特化した有料Wordpressテーマです。
SEOに関するバージョンアップも頻繁に行われており、有力なSEO対策をリアルタイムに行うことができるようになっています。
このページでは、Diverで行うことができるSEO設定について紹介していきます。
- Diverに実装されているSEO対策機能や設定内容
- SEO対策プラグインとの比較
- DiverでSEO設定ができる場所
目次
「Diver」は本当にSEOプラグインが不要?
Diverでは、バージョン4.4でSEO対策をDiverの標準機能として利用できるようになりました。
SEO対策やOGP設定が標準搭載機能として利用できるようになりました。複雑な設定の必要が無く全て最適化された状態で利用が可能になりました。もちろんプラグインで設定済みの方は、そのままご利用いただけます。
バージョン4.4 - SEO対策がプラグイン不要に! | wordpressテーマ「Diver」
とは言え、標準機能でどこまでのSEO設定ができるのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。

「Diver」と「All in One SEO Pack」のSEO対策機能を比較
まずは、「Diver」と「All in One SEO Pack」に実装されているSEO対策の機能を比較していきたいと思います。

全ての機能を網羅するとかなりのボリュームになるので、よく使う機能に絞っています。
All in One SEO Packに実装されている主要なSEO対策機能
All in One SEO Packに実装されている主要なSEO対策機能には、以下のようなものがあります。
- トップページ(ホームページ)のタイトルとディスクリプション
- 各ページ(投稿ページやメディアなど、任意に選択可能)のディスクリプション
- メタキーワード
- 検索結果にトップページタイトルをつける(タイトルの書き換え)
- ウェブマスターツールの認証
- noindex/nofollow設定
- Canonical URL
- Schema.org マークアップ
- XMLサイトマップの作成
- SNS(OGP)設定
- Google+設定

拡張機能を利用すると、さらに専門的なSEO対策機能を追加することもできます。
Diverに実装されている主要なSEO対策機能
Diverに実装されている主要なSEO対策機能には、以下のようなものがあります。
- トップページ(ホームページ)のタイトルとディスクリプション
- 各投稿/固定ページのディスクリプション
- 検索結果にトップページタイトルをつける
- ウェブマスターツールの認証
- GoogleAnalyticsの認証
- noindex/nofollow設定
- Canonical URL
- Schema.org マークアップ(リッチスニペット)対応
- SNS(OGP)設定
- SEOの内部対策が行われている
- レスポンシブデザイン/AMP対応テーマである(モバイルフレンドリー)

All in One SEO PackとDiverのSEO対策機能比較表
表にまとめると、このようになります。
All in One SEO Pack | Diver | |
---|---|---|
ディスクリプション | 〇 トップページ/各ページ(必要な投稿タイプを任意に設定可能) | 〇 トップページ/投稿ページ/固定ページ |
メタキーワード | 〇 | - |
検索結果にトップページタイトル | 〇 トップページの省略形など任意の文言にも書き換え可能 | 〇 |
ウェブマスターツール | 〇 | 〇 |
GoogleAnalytics | 〇 | 〇 設定を用いてランキング記事一覧を作成可能 |
noindex/nofollow設定 | 〇 | 〇 |
Canonical URL | 〇 | 〇 |
Schema.org マークアップ | 〇 メタディスクリプションに itemprop タグの記述が付与される | 〇 パンくずリストの構造化マークアップやリッチスニペットに対応 |
XMLサイトマップ | 〇 | - |
SNS(OGP)設定 | 〇 Facebook/Twitter/Google+ | 〇 Facebook/Twitter |
SEOの内部対策 | - | 〇 | モバイルフレンドリー | - | 〇 |

「Diver」に実装されているSEO対策
次に、Diverに実装されているSEO対策を詳しく見ていきたいと思います。

少しややこしい設定もありましたが、Diverのサイトに設定方法が詳しく説明されているので問題なかったです!
トップページ(ホームページ)のタイトルとディスクリプション
トップページのタイトルとディスクリプションは、DiverオプションのSEO設定で変更することができます。
指定のフォームに入力するだけで、自動的にメタタグを出力してくれます。
また、他のプラグインでメタタグを出力している場合、以下の2通りの方法でDiverのメタタグ出力を無効にすることができます。
- DiverのSEO設定を無効にする
- DiverのSEO設定を有効にしつつ、ディスクリプション出力を無効にする
各投稿/固定ページのディスクリプション
各投稿/固定ページのディスクリプションは、各投稿/固定ページ編集画面に設定ブロックがあります。
こちらも入力フォームにディスクリプションを入力するだけでOKです。
ディスクリプションを未入力にすると、本文の先頭から100文字(改行はスペース扱い)を自動入力してくれます。
検索結果にトップページタイトルをつける
検索結果にトップページタイトルを付ける設定は、DiverオプションのSEO設定で変更することができます。
基本設定の「タイトルタグにサイトタイトルをつける」にチェックを入れると、トップページタイトルが検索結果に表示されるようになります。
検索結果にトップページタイトルをつけると、このようになります。
ウェブマスターツールの認証
ウェブマスターツールは、ウェブサイトのインデックス状況や検索結果の状況などを把握/分析する際に便利なツールです。
Diverで設定できるウェブマスターツールは、Googleが運営しているウェブマスターツール(現在はサーチコンソールに改名)です。
Bingウェブマスターツールを登録する際は、子テーマに認証コードを記述するといいと思います。

</head>
タグ前)」に入力しちゃっています(´・ω・`)Googleのウェブマスターツール(サーチコンソール)の認証は、GoogleAnalyticsを設定することでコードを登録しなくても認証できるので、そちらで済ませてしまうといいと思います。
コードを入力して認証する場合は、以下のコードを入力するように指示されるので、×××××部分を入力フォームに入力します。
<meta name="google-site-verification" content="×××××" />
GoogleAnalyticsの認証
Diverは、GoogleAnalyticsの認証も標準装備されています。
GoogleAnalyticsは、サイトを訪れたユーザーの人数や利用しているデバイス、ページビュー数などを確認/分析することができるアクセス解析です。
サーチコンソールと併せて利用することで、サイトのコンテンツをよりユーザーに即した物へと調整することができるので登録しておきましょう。
登録方法は少しややこしいのですが、GoogleAnalyticsをDiverと連携させることで、ショートコードの「ランキング記事一覧」を利用できるようになります。
noindex/nofollow
noindexタグやnofollowタグは、低品質なページやアフィリエイトリンクページなどに多く使用します。
例)カテゴリーページ、アーカイブページなどの内容が薄い(無い)ページ
例)リンク先のコンテンツ内容を保証できない場合(信頼性の薄いユーザーコメント、掲示板など)
リンク先がアフィリエイトページである場合
リンク先をクローラーがたどる必要性のない場合(会員登録ページなど)
noindex/nofollowタグは、以下の2ヶ所で設定/変更することができます。
- DiverオプションのSEO設定
- 投稿/固定ページのSEO設定
ここで設定するnofollowタグは、ページ全体のリンクにnofollowタグを付与する設定です。
チェックボックスにチェックを入れるだけでOKです。

Canonical URL
Canonical URLは、類似(重複)ページがある場合に「オリジナルページ(優先ページ)」を指定するために使用します。
Canonical URLを指定する目的は、以下のようなものがあります。
- コピーページである(低品質なページである)と判断され、検索結果の順位が下がるのを防ぐ
- 類似ページであることを明示することで、外部から張られたリンクの評価を優先ページに集中させる
投稿/固定ページのSEO設定でCanonical URLを設定できます。入力フォームに優先ページのURLを入力します。
Schema.org マークアップ(リッチスニペット)
Schema.orgマークアップ(リッチスニペット)は、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンに、より正確な情報を取得してもらうためのものです。
構造化マークアップとも呼ばれます。
構造化マークアップを行うことで、検索エンジン(検索結果)にリッチスニペットを表示することができます。

Diverでは、サイトの基本設定を行った上で記事を作っていくことで、自動的にShema.orgマークアップが行われていきます。
また、パンくずリストの構造化マークアップも行われるので、検索結果にカテゴリが表示されます。

SNS(OGP)設定
Diverでは、SNS(OGP)設定は、以下の2項目に分けられています。
- SNS設定(利用しているSNSアカウントの設定)
- OGP設定(SNSにシェア(拡散)された際のデザイン/表示情報設定)
SEOで重要視されているのはOGP設定の方です。
OGPを設定しておくことで、以下のようなメリットがあります。
- SNSにシェア(拡散)された際により多くの情報を見やすく表示することができる
- SNSからの訪問者数が増える
- SNS経由の拡散/ブックマークが増える
- 外部リンク(ナチュラルリンク)獲得の機会が増える
Diverでは、FacebookとTwitterのOGP設定を行うことができます。
また、Twitterカードのタイプも選択できるので、設定しておくことをお勧めします。

SEOの内部対策
Diverでは、SEOの内部対策も行われています。対策内容は、以下のようなものがあります。
- h1タグの最適化
- 内部リンクの構成(関連リンクを適切に張り巡らせる)
- パンくずリストの設置
- SNSシェアボタンの設置
- モバイル(スマホ)表示の最適化(モバイルフレンドリー)
- コーディングの最適化

Googleは「ユーザーの利便性」をかなり重視しています。
そのため、「ユーザーにとって便利なサイト」「ユーザーが高品質な情報を得やすいサイト」は評価が高く、検索結果も順位が上がる傾向にあります。
上記のようなSEO対策は「ユーザーが閲覧しやすいサイト」「ユーザーが必要な情報を得やすいサイト」であるので、Googleの評価を得やすいということになります。
Diverの充実したSEO対策/設定 まとめ
いかがでしたでしょうか。
SEO対策と聞くと、難しそうだと感じる方も多いと思います。
ですが、Diverでは内部的なSEO対策は自動的に行われているので、難しいコードの入力や調整は必要ありません。

また、Diverでは有力なSEO対策が見つかった場合、即座にバージョンアップが行われます。
リアルタイムで最適なSEO対策が行えるのも、Diverの魅力の一つです。